ここでは、大学に入学して以降、3年生の春学期終了時までずっと累積GPA3.0以上を維持してきた私がコスパ良くGPA3.0以上をとる方法やコツを伝えたいと思います。
ですが、その前に確認してほしいことがあります。
それは「GPA3.0以上をとった先に自分の利益が待っていますか?」ということです。
成績をとった先に自分の利益があるか?
私は、決して目的もないけど、ただ高いGPAを取りたいという意思だけでこれまでGPA3.0以上を維持してきたわけではありません。1年生の時は自分の行きたい学科にいくためにある程度の高い成績をとる必要がありました。また、その後もなんとか成績の維持できたのは、交換留学に行きたい!という目標があったからです。
私は別に特別意志が強い人間ではないので、こういう動機づけがなければ、GPA3.0以上を維持することは困難だったように感じます。
高い成績をとった先に自分の利益がないなら、わざわざ無理して高い成績のために努力するのは意味がないと思っています。意味がないというか精神的に難しい気がします。例えば、テスト勉強をしているときも良い成績とった先に利益がなければ「まぁ勉強はこのくらいでいっか」で終わってしまうと思います。
もちろん、高い成績をとること自体がゲーム感覚で楽しかったり、好きな科目だったから知らぬ間に高い成績をとっていたりという場合なら問題ないのですが、、
大学の成績は単位さえ落とさなければいい派は多いですが、基本的に私はその意見に賛成です。嫌いな講義にストレスをためるくらいなら、自分が本当に好きな遊びや勉強をする方が有意義だと感じます。
一方で、私はGPA3.0以上をキープすることでたくさんの利益を享受することを選びました。私がこれまでにどんな利益を得ることができたのかは「大学1年で高い成績をとったら「超」得した3つのこと」を参考にして見てください。今まで知らなかったメリットも見つかるかもしれません。
「コスパ良く」とは?
ここで、「コスパ良くGPA3.0以上をとる方法」の「コスパ良く」について定義を明らかにしていこうと思います。「コスパ良く」というのは「無駄な努力をせず、できるだけ少ない時間で」ということです。
決して努力をしないわけではないので、楽してという認識はやめた方が良いかもしれません。あくまで必要のない努力を取り除くだけです。
それでは「コスパ良くGPA3.0以上をとる方法」の理論を3つお伝えしていきたいと思います。
コスパ最強成績獲得術における3つの理論
これから紹介する3つの理論は「一般教養科目(通称:ぱんきょー)の履修で差をつける」「成績のつけ方から逆算する」「過去問・過去レポを手に入れる」の3つです。
一般教養科目(通称:ぱんきょー)の履修で差をつける
コスパ良くGPA3.0以上を狙う際の戦いは履修の時から始まります。むしろ履修が肝です。履修時に少し手間をかけることで、後々のコスパの良さに大きく繋がってきます。じゃあぱんきょーの履修時に差をつけるためにはどうすればいいか?私が意識していたことは3つです。「毎回出席でSが来るものがあるならそれを選ぶ」「エグ単に手を出さない」「自分が得意なもので勝負する」です。
それぞれ解説していきますね。
毎回出席でSが来るものがあるならそれを選ぶ
これは履修できたらコスパ抜群です。私は何回かこのような科目をとることができました。テストなし・レポートなしで授業内レポートを最後に出すだけでSがもらえるおいしい科目です。このような科目を見つけられたなら、真っ先にとることをおススメします。
このような授業を見つけるには、やはり友達や先輩からの情報に頼るしかありません。履修時に「どれが楽か?」とか「どういう授業か?」という情報を手にしておくとコスパ抜群のレア科目に出会える確率が高くなるでしょう。
エグ単に手を出さない
これはGPA3.0を狙う人がハマりがちな罠のような気がするので書きました。実際に私もこの罠にはまりかけました。抽選落ちとなりなんとかまぬかれましたが笑 履修の時期になると襲ってくるあの有名な病は「四月病」です。「四月病」とは、4月になった途端突然、意識高い系になってしまうことです。新年度・新学期で気持ちが高まり「今年度はなんか成長できそうな気がする!」などと思い込み突然、エグ単に手を出し始めるのはコスパ良くGPA3.0以上を狙う人にとっては敵です。
エグ単には意識の高い人orレベルの高い人が集まる傾向があります。大抵の科目でSが出せる割合は決まっているので、その中で戦おうとすると必然的に多くの時間を割くことが求められてしまいます。そうするとやはりコスパは良くないです。
自分が得意なもので勝負する
コスパ良く成績をとるにはぱんきょーを選ぶ際に得意なもので勝負するのが良いかと思います。私は語学(主に英語、中国語)が得意だったので語学を中心にぱんきょーを履修していました。そして履修する際も、レベル1~3があったら基本的に1をとっていました笑 ここでもレベル3に挑戦してみようかなという意識高いくんの気持ちは抑えてください 笑
語学が得意だったおかげで必修科目の語学でもSをとることができたのはかなり大きかったです。語学は勉強することで成果が出やすい科目なのでここで稼ぐことは結構おススメです。
成績のつけ方から逆算する
成績のつけ方から逆算することで、どこに力を入れればいいかがはっきりします。成績のつけ方は授業の情報が載っているシラバスを確認することで分かります。シラバスには「期末テスト8割、授業態度2割で成績をつけます」とか「期末テストの点数のみで成績をつけます」とか「授業内の毎回のレポートで成績をつけます」などが書いてあります。
これを確認することで成績の10%しか加味されない項目に多大な時間をかけたり、成績の80%を左右する項目をないがしろにするということを防ぐことができます。つまり、時間がなくてもその中でパフォーマンスを最大化できるということです。
また、初回の授業を受ける前からこのことを知っていれば、授業を受ける態度も変わってきます。「授業をしっかり受けておいた方が良いのか?」や「内職して課題を進めるべきか?」や「別に授業を切っても問題ないのか?」などの情報を事前に知っておくことで無駄な努力を極力避けることができます。
この方法を意識して本格的に実施したのは、大学3年生の春学期です。今までで一番コスパ良く学期GPA3.0以上を取れたのではないかと思います。下の図のようにまとめて印刷して机の横のボードに貼っていました。
中には成績のつけ方を%表示してくれる授業もあるので、それは参考になりますね。
過去問・過去レポを手に入れる
過去問・過去レポはコスパを良くするための最強のツールです。私自身、今までこれに何度も助けられてきました。過去問の解法・答えを覚えるだけでSをとることができた科目もたくさんあります。
大学のテストは過去問とほぼ同じ又は全く同じということがざらにあります。特に、ぱんきょーのテストはいかに過去問にアクセスできるかがカギになることも多いです。
評価項目がテストだけの科目で過去問持っていたら授業欠席してもAやSはとれます。
※ただ過去問を公開している科目には注意が必要です。そういう科目は毎年テスト内容を変えてくるからです。
過去レポに関しては、短い時間でハイクオリティのレポートを書く手助けをしてくれます。
まとめ
私は理工学部に所属しています。入ってから気づいたのですが、残念なことに私は理系の科目が概してあまり好きではなかった&あまり得意ではなかったです。自分が授業を聞いてもちんぷんかんぷんなのに、周りの人は理解してスラスラ問題を解き始めるということも結構あってすごい落ち込むし、焦ります。それでも成績においては、理系科目が得意な人と対等かそれ以上にやりあえたのは、得意なことで勝負したから&情報戦を攻略したからだと思います。
これはあくまで私が実践した例なのであくまで参考にしてもらえればなと思います。これを参考にしつつ、自分だけのコスパ最強成績獲得術を身につけていってもらえたらなと思います。応援しています。それではまた!
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