お金なし、知識なし、海外経験なし、の平凡以下の大学生が交換留学を達成して人生を豊かにした話

joy 交換留学

はじめまして、れんと申します。

私は、大学1年生の冬に「交換留学」という、留学制度があることを知りました。

その半年後に出願をして無事交換留学行きの切符を獲得することができました。

そして、実際に大学2年の春休みに実際にオーストラリアにあるニューサウスウェールズ大学に留学をしました。


今回はお金なし、知識なし、海外経験なしの負の3拍子がそろった平凡以下の大学生でも半年の努力で交換留学を達成して大学生活を充実させることができた私のストーリーを自己紹介がてらお伝えします。

平凡で退屈な大学生活

大学に入って間もない頃は、
「さぁ大学生活満喫するぞー」
って感じでおそらく新入生の皆さんと同じように胸を躍らせていました。


大学行ったり、
サークル活動に参加したり、
バイトをしたり、
ある程度忙しい毎日を送っていました。


私の家庭は裕福なわけではなかったので、
自分の出費は自分で出すという感じでした。


ですので、バイトが生活の主軸になっていました。


バイトで頑張って日常生活以上のお金を稼いで
サークルや遊びで使い果たす。


まさにTHE大学生な生活をしていました。


バイトもいろんなことをしました。


塾講師もしましたし、
チラシの配達員もやりましたし、
「ケータリング」といってパーティー会場で
お皿をひたすらさげるようなバイトもしました。


一時期はお金を稼ぐために
固定バイト2つ&派遣バイト2つを
掛け持ちしてやることもありました。


バイトの忙しさもあり、
次第に大学の授業は
出席点を稼ぐためだけに出席し、
講義にはほとんど耳を傾けなくなっていました。


出席点がない授業は
何の抵抗もなく、切っていました。


大学生になってから完全に生活の主軸は
バイト or 遊び
になっていました。


テスト対策は過去問・過去ノートを集めて、
前日になってから詰め込んで終わり。


本質は分かってないけどテストの点は悪くはない。
いわゆるコスパ重視な点の取り方をしていました。


テストが終わればまた遊び始める。


遊ぶためにバイトする。


もちろんそれはそれで楽しかったですが
気づけば毎週同じような生活をしている自分に気づきました。

「大学入ってから何一つ成長している気がしない」

「このまま大学生活終わったら卒業するとき後悔するんだろうな」

と軽い焦りを感じ始めました。


イメージで言うとハムスターが回し車を必死に回し続けているような感じです。

私の大学生活イメージ

バイトを頑張っていたり、遊んだりだったので

「生活充実してるね」

と言われることもありましたが、
自分の中では何一つ充実していないこともわかっていました。

自分の胸の中になんともいえない
もやもやが募っていきました。


不安を胸に抱えつつも
特に生活もかわらず、
また同じ日常を繰り返していました。

交換留学との出会い

そんな時に交換留学の存在を知りました。


きっかけは姉が交換留学に応募し、
実際に合格したからです。


これが起きたのが大学1年生の冬です。


今思えば、この時期に交換留学を知ることが
できてラッキーでした。


あと一歩遅れていたら
交換留学に応募できるチャンスが
かなり小さくなっていたからです。


そこから興味を持ち、
大学に置いてあった留学に関するパンフレット
を手に取り眺めてみました。


そこには、
先輩方の留学体験談のコーナーがあるのですが
それを見て私は心をわしづかみにされました。


留学の目的はそれぞれ違うものの、
各々が充実した海外生活を送っているのが
ありありと伝わってきました。


自分は行ってもいないのに、
行っている姿を妄想すると
ドキドキが止まらなくなりました。

「自分の生活を変えてくれるのはこれだ!」

と思いました。

気が付けば、

「交換留学でこの平凡な生活を抜け出して
大学生活を充実させたい!」

という気持ちになっていました。


しかし、家に帰ってからよくよく考えてみるとなんで裕福でない家庭が子供に長期留学させることができるのかを疑問に思いました。


我が家にはそんな大金あるはずがないと思いつつも
「もしかして隠れ金持ち!?」
と淡い期待を持ちつつ直接親に聞きました。


淡い期待は破られました(笑)

ですが、交換留学という制度は
大学の学費を払えば海外の学費を払わずに長期留学をさせてくれるという制度でした。

海外大学の学費はバカ高いのでものすごくコスパがいい留学です。


さらに、交換留学は私たちのような裕福でない家庭をサポートするたくさんの給付型奨学金が用意されていたのです。

れん
れん

給付型奨学金はいわゆるもらえる奨学金だから大人になって返さなくていいから現金もらうようなものだよ。

裕福な家庭でなくても長期留学をすることができるということで私の交換留学に行くという決意はますます固まっていきました。


交換留学の応募にはある程度の大学の成績が必要なのですが、ラッキーなことに、テスト前の要点だけ詰め込み戦法が上手くいっており、交換留学に応募するために十分な成績は確保していました。

ひたすら勉強の日々

交換留学に行くことを心に決めたとき
最も近い応募までに残された時間は
「半年」でした。

応募の条件として
TOEFL ibt(通称:トーフル)またはIELTS(アイエルツ)の点数が必要でした。

TOEFL ibt(トーフル)とIELTS(アイエルツ)
はどちらも英語の能力をはかるテストです

私の場合は、
姉がTOEFLで高得点をだしていたので
あまり深く考えずにTOEFLを選びました。


私は、慶應志木高校出身だったので
慶應大学入学のための受験勉強を
一切していませんでした。


日本生まれ日本育ちで海外在住経験は0です。


その上高校生で特別英語を勉強をしていたわけでもありませんし、大学に入ってからも週一回の英語の授業に参加していただけでした。


その時の英語の実力は一般受験して慶應に入学した人とは天と地の差があったと思います。

れん
れん

高校が慶應とか結局お金あるじゃんか
と突っ込まれそうだからあらかじめ言っておくと、
逆に高校、大学が慶應だったから学費が高くて、
家計がピンチだったんだ。

高い学費を払ってくれた親に感謝

もともとの英語力の無さが理由で
TOEFLの勉強での苦労はまた色々あるのですが
長くなりそうなのでまた別記事にします。


最終的には、
出願応募ぎりぎりになんとか目標点を達成することができました。


その後の書類選考(1次選考)と面接(2次選考)を通過し、
ようやく交換留学への切符を獲得することができました。

実際に2ヵ月留学を体験して

晴れて私は
オーストラリアのニューサウスウェールズ大学に
2020年2月~2020年12月の期間で
留学することが決まりました。


残念ながら、コロナウイルスの影響により
2ヵ月という短い留学期間となってしまいました。


ですが、留学中は英語に埋もれて
自分が理想の自分に向かって
一歩ずつ着実に歩んでいる実感が持てました。


オーストラリアで過ごす一日一日に新しい発見があり、とても充実していました。


たくさんの仲間にも恵まれました。


だから、皆さんにも交換留学の世界を知ってもらいたいなと思っています。


私がもし交換留学行きを決意して行動していなかったら、いまだにバイト&遊びの生活を繰り返していたと思うと、少し恐ろしいです。


100%後悔していました。


振り返ると交換留学に行くために必要なのは、
経済力でも、英語力でもなく
その世界に飛び込む少しの「勇気」でした。


大学生活は一度きりです。

「留学すればよかったな」

と思っても時間を巻き戻すことはできません。


難しそうに見えても、自信がなくても、
一歩踏み出す勇気さえあれば
後はどうにでもなります。

コメント

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