【22卒就活|内定ゼロ】就活に失敗した理由と後悔を語る

就職

こんにちは、れんです。

本記事では22卒就活を内定ゼロで終えた私が失敗を振り返ることでどうしたら内定ゼロを避けられるかを共有します。

なんとなく就活を始めてみたけど周りの人みんな優秀そうだし就活が上手くいくか不安だな

就活浪人だけは避けたい…

この記事からわかること
  • ITコンサル系の就活に失敗した理由
  • 内定が取れない時の心理状態
  • 就活を内定ゼロで終えないためにするべきこと

私は22卒の就活生で主にコンサル業界(特にIT系)を志望していたのですが、残念ながら無い内定となってしまったので、その原因を振り返って次の就活に備えたいと思います。

これから就活を始める方にも準備不足や対策不足でNNT(無い内定)になる人ができるだけ少なくなるようにこの記事を参考にしていただければと思います。

私が考える主な就活失敗の原因を3つほどあげてそれぞれ解説していきたいと思います。

結論から言うと以下の3つがNNT(無い内定)になる大きな原因を占めていたのでは無いかと思います。

就活失敗原因
  • 始める時期が遅かった(夏インターンシップを全て逃す)
  • 自分の本当の強みを正直に伝えることに注力しすぎた
  • 「御社が第一志望です」と言えなかった

始める時期が遅かった(夏インターンシップを全て逃す)

一つ目の大きな原因が「就活を始める時期が遅かったこと」が考えられます。

私が志望していた業界が総合・ITコンサル(BIG4とか)でした。この業界を志望する就活生は意識高い人が多く、よって早期から就活を始めている人が圧倒的に多いです。また、早期から内定を出す傾向にあるため、早くから始めるほど挑戦回数が増え、有利になる傾向が顕著に出やすい業界であるように感じます。

他の就活生は夏インターンに参加するために、3年生の4月、5月から就活を本格的に始めている人が多かったです。(2年生から始めている超ガチ勢も一定数います。)

一方、私は夏休みが始まってからくらいに本格的に就活について調べることを始めました。

始めるのが遅れた理由を端的に言うと、就職活動のモチベーションが湧かなかったからなのですが、その背景には、留学がコロナで中止になり強制帰国になったこと、大学の授業を多めに履修していたこと、ブログでの発信活動に注力をしていたこと等が挙げられます。

この時点で夏インターン選考を逃していました。実際、夏インターンに参加できる人は少数なのですが、参加できなくても、選考に参加するだけでESを書く経験やGD(グループディスカッション)の経験を積むことができるので、後の本選考に向けて経験値を積むことができ、対策をしやすくなります。

私の場合は、夏インターンを逃したため、GD(グループディスカッション)の経験を得られず、本選考で初めてグループディスカッションを経験するという不利な状況になってしまいました。

本選考のGDなのですが、他の就活生にはGDの進め方のテンプレート的なのが暗黙の了解であったのですが、それを知らず、GDの流れについていけずあまりディスカッションに入っていけませんでした。

ちなみにGDの進め方のテンプレートは以下の書籍が参考になります。

もし、他のGDメンバーがこれを知っていればスムーズにディスカッションに参加できますし、逆に知らなかった場合は、自分が司会進行的な役周りになれてGD無双できます。

自分の本当の強みを正直に伝えることに注力しすぎた

結論から言うと、自分の本当の強みを伝えるよりも企業の求める人物像にマッチする強みを伝えましょうということです。

当たり前ですが、選考が始まり、内定が決まるまでは企業が生徒を選ぶ立場です。

企業ごとに求める人物像は決まっており、それにマッチする人が内定をもらいます。ですので、どんなに自分の強みを上手くアピールできたところで、その強みが企業の求める人物像にマッチしなければ落とされてしまうわけです。

だから、時には「本当の自分の強みはこれだ!」と思っていても企業の求める人物像にマッチするように伝える強みを変えていく必要があるわけです。

この発想が私には足りず、自分の一番の強みを事実ベースでぶつければ認めてもらえるだろうという考えで全ての選考に挑んでいました。

具体的には、私は強みとして「主体性と行動力」を挙げて、その裏付けエピソードとして、高校の時はCチームから地道な練習を積み重ねキャプテンとして活躍するようになったことや大学の時は交換留学に行くために、約半年間、大学の授業と英語の勉強の両立を頑張ったことなどを述べていました。

実際自分の中では紛れもなくこれらが一番頑張ったことですし、毎回それを自信を持って話していました。

ですが、面接官はそれよりも「チームで活動して、チームの成果を出すのに貢献した経験」を求めていました。コンサル業界に限らず会社では、チームでの活動がメインになるので、チーム活動の時にどんな活躍をしてくれるかを重視しているのです。

そのことは薄々感じながらも、チームで成果を挙げた経験を用意せずに毎度面接を受けていました。「チームで取り組んだ経験であまり強いエピソード無いな」と思ってずっと一人で粘り強く努力して目標を達成した経験を語っていたのですが、それが良くなかったと反省しています。

なぜなら、自分のエピソードを話した後に「チームで何か成し遂げた経験ある?」と聞かれることが多かったからです。

ちなみに就活生のほとんどはチームで大層なことを成し遂げた経験などありません。みんながそれぞれに事実を盛ってチームで活躍できることをアピールしていました。(友達や先輩情報)

私は自分の一番の強み・成果を認めてもらいたいという自分目線の考えを持っていたために上手くいかなかったのだと思います。

実際、面接官は「成果」よりも「プロセス」を重視しています。なぜなら、成果には再現性がありませんが、プロセスには再現性があるからです。プロセスに再現性があるというのはどういう事かというと成果を出すまでにどんな考え方をしてどんな行動をしたのかは違う状況でも再現できて役にたつということです。

面接官は「チームのキャプテンで全国大会出場」などの成果よりも、「チーム活動の際にこういう問題があってそれを解決するためにどんなことを試して、試した際にどんな困難があってその困難に対してどう考えてどう乗り越えたか?」というプロセスを欲しがっているということです。

「御社が第一志望です」が言えなかった。

NNT(無い内定)だったわけですが、総じてボロボロだったかというとそういうわけでは無く、3社の最終面接に到達することができていました。

最終面接は、一般的に能力判定は終わっており、志望度や将来やりたい事のマッチング度で内定が決まるというふうに言われています。

正直に答えることを謎に意識していた私は就活の選考状況とその志望度を聞かれた際に、全て正直に話していました。最終面接で「御社は第2志望です。」「御社は第3志望です。」と答えていたということです。信じられませんね。今振り返るとめちゃアホだと思います。自分が面接官の立場になってもそんなこと言ってくる奴がいたら即落とします(笑)。相手の立場に立てていませんでしたね。

ちなみに、残念なことに肝心の最終選考まで行った第一志望の会社には志望度を詳しく聞かれませんでした。

まとめ

相手の立場に立ち、面接官が求めていることを言える人が就活を制す

冷静に振り返ってみるとレベルの低い落ち方をしていますね。

ですが、実際に痛い思いをしないとあまり行動を変えられないのですね。この反省をもとに次の就活は夏インターンに参加し、求められていることを話すことを意識し、志望度の高さを演技することに注力しようと思います。

ちなみに次は23卒の就活となりますが、コンサル業界よりもIT系のメガベンチャーにエンジニアとして就職したいと考えています。

※23卒エンジニア就活の夏インターン結果は以下の記事にまとめました

最後まで読んでいただきありがとうございました。

就活頑張りましょう。